コロナウイルス
イランが、IMFに新型コロナ対策用資金として50億ドルの援助要請
3月 12, 2020 19:33 Asia/Tokyo
イラン中央銀行のヘンマティ総裁がIMF国際通貨基金に対し、同国内での新型コロナウイルス対策を目的として50億ドルの資金援助を要請しました。
IMFのゲオルギエバ専務理事は最近、声明を発表し、新型コロナウイルスが蔓延している国を対象に、500億ドルの緊急資金援助を行うと表明していました。
ヘンマティ総裁は12日木曜、世界で新型コロナウイルスが蔓延していることに触れ、「イラン中央銀行はIMF専務理事に宛てた書簡において、新型コロナウイルスによる経済的影響への対策、治療や拡散阻止に向けた同基金による500億ドルの支援プランを、イランも活用できるよう求めた」と語っています。
また、「国際社会やIMFの対応は、新型コロナウイルスの制御や感染者の被害緩和への支援というIMFの主張の検証評価にとって、プラスの材料となりうる」と述べました。
さらに、IMFが自らの責務義務としてのこの責務を早急に履行するよう希望する、としています。
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