3月 17, 2020 18:59 Asia/Tokyo
  • エラーキーザーデ報道官
    エラーキーザーデ報道官

イラン軍新型コロナウイルス対策本部のエラーキーザーデ報道官が、「当対策本部は、イラン全国に20箇所の移動式病院を設置する準備ができた」と語りました。

IRIB通信によりますと、イラン軍総司令部の保健・医療担当副長も兼ねるエラーキーザーデ報道官は新型コロナウイルス対策関連のイランの軍の最新の措置に関して、「現在すでに、イランの軍病院のベッドの70%が新型コロナウイルス患者用に当てられており、また、イラン軍およびイスラム革命防衛隊所属の2つの移動式病院が、テヘラン南方のゴムおよび北部ラシュト市に開設された」と述べています。

また、「新型コロナウイルス撲滅に向けて、イスラム革命防衛隊と正規軍、警察隊の新しい部隊が活動を展開している」としました。

さらに、「イランの各軍は、市民の往来禁止や隔離・検疫に関連する措置を取ることはない」と語っています。

この点に関して、エスラーミー道路都市開発大臣は、バスなどの旅客ターミナルや空港、鉄道での検問を開始したことを明らかにし、「新型コロナウイルス国家対策本部の決定により、イラン国内の13の州からの出域および市への入域が厳しくチェックされる」と述べました。

イラン国内で初の新型コロナウイルス感染者が確認されて以来、イランの各軍は同国の保健医療教育省と連携してこのウイルス蔓延に対処しています。

 

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