イラン副大統領が、同国各地での洪水被災者の状況について緊急調査を強調
3月 24, 2020 18:34 Asia/Tokyo
イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、同国各地における洪水被災者の状況の緊急調査を強調しました。
この数日間における過去最大規模の集中豪雨により、イランの一部の州で洪水や冠水が発生しています。
ジャハーンギーリー副大統領は24日火曜、一部の州知事らと電話でやり取りし、民家やインフラへの被害・損害を緩和するために措置を講じる必要性を強調しました。
こうした中、イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官は、被災した各州の地元部隊に対し、被災者を救援するよう命じています。
サリーミー・イラン赤新月社救済組織長も、現在洪水に被災した19の州で救援活動が行われていることを明らかにしました。
また、イランのエスラーミー道路都市開発大臣も、被災地各地を結ぶ道路が洪水で被災したことに触れ、「多数の村落が洪水により孤立し、現在救援隊が遮断されたルートの復旧再開に向けて作業中である。このため、事態は早急に平常な状態に戻ると予想される」と語っています。
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