イランが、ベネズエラ大統領を起訴した米国を非難
3月 28, 2020 16:26 Asia/Tokyo
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イラン外務省のムーサヴィー報道官
イラン外務省報道官が、ベネズエラ大統領を根拠のない容疑で起訴した米国の対応を強く非難しました。
米ニューヨークの裁判所は、ベネズエラのマドゥロ大統領を、国民議会議長、元軍諜報機関の責任者、前軍司令官2人とともに麻薬の密輸容疑で起訴しました。
イラン外務省のムーサヴィー報道官は27日金曜、「国際法のいかなる規制も、米国が自国の司法メカニズムを悪用して他の独立国の内政問題への干渉やクーデター、政権の転覆あるいは侵略をお膳立てすることを許可していない。さらに悪いことには、一国の政府指導者の逮捕に賞金を懸け、その旧態依然の手法でその人物の信用を失墜させようとしている」と非難しました。
またムーサヴィー報道官は、今回の米政府の措置に無関心、沈黙を守り服従することは、ある意味で米国の違法行為への同調、支援を意味すると断じ、「我々は、国際社会のすべてのメンバーに対し、声を一つにして多極主義を擁護し米国の一極主義に大きな声で“ノー”を突きつけるよう求める」と強調しました。
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