聖タデウス修道院とも呼ばれるガラ・ケリーサーは、イラン北西部・西アーザルバーイジャーン州にあります。
この古代アルメニア人の修道院は、十二使徒の一人である聖タデウス(聖タダイ)とその信奉者およそ3500人の墓の上に建てられています。
この修道院はイランでガラ・ケリーサーと呼ばれています。「ガラ」はアゼリー語でふたつの意味を持ち、そのひとつは「黒色」です。修道院には黒い石が使われていて、「黒の教会」という呼び名がしっくりきます。また他方では「ガラ」を「大きい」を意味する接頭辞と解釈して、「大教会」の意だとする説もあります。
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