イラン北西部の修道院で、アルメニア教徒の巡礼儀式が開催
7月 15, 2023 20:41 Asia/Tokyo
イラン北西部・西アーザルバーイジャーン州チャールドラーン郡にあるアルメニア教会の聖タデウス修道院で、1年に1回の巡礼儀式「バダラク」が開催されました。
イルナー通信によりますと、15日に開催されたこの儀式には、イラン国内外からアルメニア教徒らが出席し、祈りを捧げたり、願掛けとして羊を屠ったりしました。
儀式に出席したイラン・アーザルバーイジャーン地方のアルメニア教会大司教は、バダラクの開催に尽力した関係者らに謝意を示しました。
バダラクに参加する家族は3日間、この修道院の中に留まらなければいけませんが、遠方から訪れる巡礼客はそれ以上滞在する場合もあります。
バダラクは毎年開催され、イラン国外からはアルメニア、シリア、レバノン、オランダ、フランス、オーストリア、ドイツ、カナダなどからも巡礼客が訪れます。
この儀式は、キリスト教各派の7つの儀式のひとつです。