イラン大統領、「EUは、人道に反する米の行動に対抗し、その役割を果たすべき」
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ローハーニー大統領とコンテ首相
イランのローハーニー大統領が、イタリアのコンテ首相との電話会談で、「国際社会は完全な運命共同体であり、EUは人道に外れたアメリカの行動に対抗し、その役割を果たすべきだ」と語りました。
ローハーニー大統領はこの電話会談において、新型コロナウイルス禍のイタリア国民に対し同情・共感を示すとともに、「現在の厳しい状況において、イラン国民に対するアメリカの圧力行使は、これまでのどの時代よりも人道に外れている。それを続行することは偉大なる一つの国民に対する残忍な犯罪であり、国際法規や人道的な原則のすべてに反するものである」と述べています。
また、「EUが対イラン貿易の継続を目的に設立した貿易取引支援機関(INSTEX)も、残念ながらまだ注目に値する効果的な一歩を踏み出せておらず、しかるべき役割を果たすまでには至っていない」としました。
さらに、西アジア地域の安全と安定確保の重要性に触れ、「地域の安全と安定は、この地域諸国の協力という方向路線によってのみ得られるものであり、特にアメリカをはじめとする地域外の国の干渉は、地域を脅迫している」と語っています。
一方、コンテ首相も、イランの政府と国民への同情を示すとともに、「イランの抱えている問題は、イタリア政府にも十分理解できる。イタリアは、新型コロナウイルス対処における両国の共通の経験の交換を歓迎する」と述べました。
また、西アジア地域での平和と安定の確立および、テロ対策にイランが建設的な役割を果たしていることを強調し、「地域における安全の確保および、問題の解決に向けたあらゆる機会を活用すべきだ」としています。
そして、両国関係の拡大と強化を協調するとともに、「イタリアは、核合意および、EUの金融政策の強化、そしてこれに関する各国の本格的な参加に関して協力する用意がある」と語りました。
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