イラン保健医療教育相、「イランは医療製品の輸入国から輸出国になった」
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ナマキー保健医療教育相
イランのナマキー保健医療教育相が、国内で新型コロナウイルス感染拡大にともない一部の品が不足していたことに触れ、「イランは国内のr持ちうる能力を頼りに、2ヵ月たらずで医療製品の輸入国から輸出国になった」と語りました。
ナマキー保健医療教育相は16日土曜、イラン製医療防護服の発表式典において、「イランの医師や看護師は、国がマスクや防護服の不足に直面する日々の中でも、ひとりたりともその状況を理由に人々に背を向けることはなかった」と語りました。
また、「新型コロナウイルスが感染拡大する中、アメリカやヨーロッパの一部の国では、病院の扉の向こうで中に入れない多くの人々がさすらい、老人たちは見捨てられた。しかしイランでは、病院の外の段ボールベッドに患者を待たせるようなことは一度も起きてない」と続けました。
そして、国内の新型コロナウイルスの感染者数と死亡者数が減少傾向であることに触れ、「イランの218都市は感染危険度の少ないホワイト状態となっており、その範囲は日々広がっている」と述べました。
シャーネサーズ・イラン食品医薬品局長官兼保健医療教育省副大臣もこの式典で、イラン製防護服がアメリカやヨーロッパのものと比べて質が高いことに触れ、「医療防護服の国内需要は2ヵ月の間に、最高級の外国製品を用意するのに比べて5分の1の価格で満たされ、イランには現在これらの製品を輸出する余力もある」と強調しました。
また続けて、「各産業やイラン紡績業の研究者、多くの実施機関の支援により、短い期間の中でこれまでに、国産生地を使用した7種類の医療防護服が国内で生産された」と語りました。
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