イラン大統領、「国内生産がおよそ１２%増大」

イランのローハーニー大統領が、「過去２ヶ月間で農業、工業、サービス業におけるイランの生産は、昨年の同時期と比較して１０％から１２％増大した」と語りました。

ローハーニー大統領は１３日土曜、新型コロナウイルス国家対策本部の会議に出席し、「国内生産は流動的で、イランの輸出も良好な状況に定着しつつある」とし、「新型コロナウイルスが世界に諸問題を引き起こしたにもかかわらず、イランはこの脅威をチャンスに転換することに成功した」と述べました。

また、新型コロナウイルスが非石油製品の輸出に及ぼす影響を指摘し、「最近２週間で、イランを取り巻く東西南北諸国との国境の大半が開放され、非石油製品の輸出が増大している」と説明しました。

さらに、「国内のすべての部門は、新型コロナウイルスへの対処に全力を挙げている。失業保険の対象者で、過去３ヶ月間に新型コロナウイルスにより損害をこうむった人々への月々の支援が、本日から実施される」と語りました。

最後に、保健衛生プロトコルの遵守を強調した上で、抵抗や団結、忍耐により、諸問題を乗り越えることが可能だと強調しました。

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