イラン、「韓国は盲目的に米国に追従すべきではない」
(last modified Mon, 15 Jun 2020 12:38:46 GMT )
6月 15, 2020 21:38 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のムーサヴィー報道官
    イラン外務省のムーサヴィー報道官

イラン外務省報道官は、米国からの圧力を口実に数十億ドルのイラン資産を凍結している韓国に対し、50年にもわたる両国の友好関係を破壊しないよう警告しました。

イラン外務省ムーサヴィー報道官は15日月曜の記者会見で、韓国で凍結されているイラン資産に関する質問に答え、「イランの国民、貿易業者、政府当局は、韓国のさまざまな部門と常に良好な関係を築いてきた。だが、韓国は盲目的に米国に追従しイラン資産を凍結した」と非難しました。

また、「遺憾なことに、韓国は半世紀以上にわたる我が国との良好で親密な関係を、第三国に介入させる危機に陥れている」と語りました。

さらに、「米国の制裁は一国による利己的な決定である。我が国および我が国と関係を持つその他諸国に対して強制的に行使されているものだ」と述べました。

ムーサヴィー報道官は、「一部の人々が圧力下に置かれることは驚くに値しない。しかし、彼らには米国の圧力を理由にイラン国民の財産を凍結する権利がない」と強調しました。

そして、イラン外務省イラン中央銀行や他の機関と協力して、イラン国民の権利を保証するため、あらゆる法的および外交的措置を講じていると強調しました。

また米国が、国連の対イラン武器制裁延長を目指していることを指摘し、危険な変更ではあるが、米国の工作は全く効果がなく、彼らの圧力も奏功しないだろう」と述べました。

 

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