イラン大統領府長官、「米は自らの誤った政策を改め過去を償う以外に道はない」
(last modified Sun, 28 Jun 2020 05:55:10 GMT )
6月 28, 2020 14:55 Asia/Tokyo
  • ヴァーエズィー・イラン大統領府長官
    ヴァーエズィー・イラン大統領府長官

ヴァーエズィー・イラン大統領府長官が、「対イラン経済・医療テロや制裁を強化しても、米大統領選でのトランプ氏の当選にはつながらない」とし、「米は、自らの誤った政策を改め過去を償う以外に道はない」と語りました。

ヴァーエズィー長官は27日土曜、ツイッター上で「アメリカで人種主義や、首を膝で押さえ込む政策が続いていることから、同国政府は世論で爪弾きにされている」と述べています。

アメリカは過去2年間において、いわゆる最大限の圧力と称する追加経済制裁の行使によりイラン国民に対する全面戦争を展開しており、しかもこれらの一方的な制裁は新型コロナウイルス蔓延期にも継続、強化(すら)されています。

イランもこうした圧力への対抗措置として、「最大限の抵抗」に踏み切っています。

これに関して、ローハーニー・イラン大統領は最近、「アメリカは、このような一方的な行動や政策をとった理由についてイラン国民に謝罪し、彼らに与えた損害を償い、賠償を支払うべきだ」と述べました。

さらに、対イラン交渉に関するアメリカ政府関係者の最近の発言を、選挙関連のたわ言だとし、「ホワイトハウスは、このようなお仕着せの外交辞令や無駄口を止めて謝罪し、国際法規範の枠組みに立ち返るべきだ」としています。

 

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