イラン外相、「米国は、紛争解消システムを行使できる立場にない」
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ザリーフ外相
イランのザリーフ外相は、「アメリカが提出した対イラン武器制裁延長決議草案は採択に至らないだろう」とし、「アメリカは法的に、紛争解消システムを行使できる立場にない」と強調しました。
ザリーフ外相は12日水曜、記者団に対し、アメリカが安保理で対イラン武器制裁の延長案を可決に持ち込もうと工作している事を指摘し、「アメリカ自身、このような草案が採択されないことを知っている。米ニューヨークでの一部の予想では、この草案は1、2票しか獲得できないだろうとされている」と述べました。
また、「アメリカはこの決議採択に失敗した場合、紛争解消システムを行使すると主張している」とし、「紛争解消システムについては、アメリカが法的にこのシステムを行使できる立場にないことは完全に明らかだ」としました。
そして、「立場を完全に明らかにしている中国とロシアに加え、英独仏というアメリカの同盟国もまた、アメリカが安保理会議でこのシステムを行使できないことを断言している」と語りました。
さらに、「アメリカによるこの草案は違法だ」とし、「アメリカは安保理を崩壊させるために紛争解消システムを行使しようとしている」と述べました。
ザリーフ外相はまた、イラン国民に対する米国の一部制裁が独英の提案で遠からず解除されるという主張に関して、「イランは核合意内容を変えるいかなる計画も受け入れない」としています。
最後に、レバノン・ベイルート港で起きた大規模爆発後の同国の情勢について、「世界のすべての人々が、レバノン国民に同情を寄せている。だが遺憾なことにアメリカは新型コロナウイルス蔓延と今回の爆発事故にもかかわらず、今なお違法な対レバノン制裁を続行している」と批判しました。
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