イラン麻薬対策本部長、「アフガンから米機で麻薬が輸出」
8月 25, 2020 03:39 Asia/Tokyo
イラン麻薬対策本部のモウメニー本部長が、「アフガニスタン駐留のアメリカとNATO北大西洋条約機構の航空機が、麻薬を運搬している」と語りました。
モウメニー本部長は24日月曜、「西暦2000年の時点における、アフガンでの麻薬生産量は全体でおよそ200トンであった。しかし、2017年には1万トンを超過している。これはつまり、17年前の50倍に膨れ上がったことになる。我々は、アメリカの航空機がアフガンからの麻薬移送分野で活動していることを、情報として把握している」と述べています。
また、「ほかにも、NATOの航空機がアフガンでの麻薬の運搬や栽培に助力している事を示す、優良なニュースを入手している」としました。
これ以前にも、ラブロフ・ロシア外相が「アメリカとNATOは、アフガンから他国への麻薬取引やヘロインの密輸に関与しており、この両者はアフガンから他国へのヘロインの密輸や栽培・生産を保護するため、自軍を利用している」と表明しています。
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