イラン原子力丁長官「IAEAは独立して業務を進展させるべき」
(last modified Tue, 25 Aug 2020 11:35:57 GMT )
8月 25, 2020 20:35 Asia/Tokyo
  • イラン原子力庁のサーレヒー長官
    イラン原子力庁のサーレヒー長官

イラン原子力庁のサーレヒー長官は、「IAEA国際原子力機関は、独立して業務を推進するべきである」とし、イランは自国の責務を超える要求に屈することはない、と強調しました。

サーレヒー長官は25日火曜、テヘランでIAEAのグロッシー事務局長と共同記者会見を行い、「グロッシ事務局長との会談は建設的なものであったと評価すると共に、「IAEAは、専門性をもって独立した形で、その業務を推進し、イラン側も自国の責務範囲で行動することが決定された」と語りました。

また、「グロッシ事務局長のイラン訪問により、両者の協力の新局面の始まりとなっており、協力に新たな一章が開かれた。この協力がこれまで以上に拡大されるよう希望する」と語りました。

一方のグロッシ事務局長もまた、「IAEAに対する影響力は存在しないが、圧力は存在する)」としました。

さらに、「IAEAは、政治的な圧力が我々の活動に影響を及ぼすようなことはできる限り許さない」とし、「一部の者が、自らの目的達成のためIAEAを悪用することを許さない」と述べました。

また、サウジアラビアの核計画について、「サウジの核計画はIAEA査察官の監視下に置かれる予定だ」としました。

 

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