9月 23, 2020 13:14 Asia/Tokyo
  • 幹細胞技術
    幹細胞技術

皆さまは、イランが幹細胞技術の発展度において世界第2位であることをご存知でしょうか?

幹細胞(STEM CELL)は、一部を除いてあらゆる種類の細胞に分化する事ができる、いくつもの多能性を有する、骨髄内の造血幹細胞などのことを言います。この多種類の細胞に分化できる能力は、学者や医師の興味を、他の組織内に見られる特別な別の細胞に変化させる可能性へと向けさせました。

幹細胞は、1970年に初めてがん幹細胞が、その後1998年にはヒトの胎盤幹細胞(TS細胞)の分離に成功し、現在発見されてから50年が経っています。

イランでは1991年、テヘラン医科大学が初めて、肝細胞の造血細胞や骨髄への移植実験に着手しました。そして90年代、世界的にイランの肝細胞研究を有名にしたロウヤーン研究所(Royan Institute)が設立されたことで、この学問はさらに大きく発展しました。イランのこの分野における活動はおよそ30年になりますが、後半の15年は活動がさらに活発になりました。現在、国内の造血幹細胞移植センターの数は18におよび、年間1200件の移植が行われています。

アメリカの国立衛生研究所の一部門である国立医学図書館が運営するデータベースclinicaltrails.govにある、2017年のデータによりますと、イランは肝細胞分野の発展度において世界第2位となっています。この年にトップに立ったのはアメリカで、第3位は韓国でした。

 

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