イラン外相、「安全と安定は金銭では買えない」
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ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、ペルシャ湾岸諸国への最大の武器輸出国となっているアメリカを批判し、「最も精巧な兵器なら金銭で購買できるかも知れない。だが、安全と安定は金銭では買えないのが現実だ」と語りました。
ザリーフ外相は20日火曜、ペルシャ湾岸地域の情勢を検討するオンライン形式で行なわれた国連安保理会議において、イランが提唱する地域安全計画・「ホルモズ平和構想(HOPE: Hormoz Peace Endeavor)」に触れ、「このイニシアチブは、近隣諸国の安定と幸福、平和を保障するための、すべての地域諸国の責務に依拠して立てられた計画である」と述べました。
また、「他国からの安全の購入、隣国の情勢不安と引き換えの安全確保、地域的な覇権者の地位の獲得などの誤った方法は、悲惨な結果をもたらした」とし、「自国から7600マイル離れたペルシャ湾岸地域に米国が違法駐留していることの結果は、米大統領が臆病にもテロ組織ISISの最大の敵・ソレイマーニー・イランイスラム革命防衛隊司令官を暗殺したことだけだった」としました。
さらに、この地域の混乱を防ぐため西アジア諸国に対し集団的協力と包括的な対話を行うよう呼びかけました。
ザリーフ外相は続けて、イランが抱く懸念に言及し、「イランの人々は、自らの隣国が侵略者から完全な資金援助を受けていた、強制的な8年間のイラン・イラク戦争を決して忘れることはない」と強調しました。
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