イラン外務次官、ナゴルノ・カラバフ問題解決に向け地域諸国歴訪へ
10月 27, 2020 21:19 Asia/Tokyo
イランのハティーブザーデ外務省報道官が、ナゴルノ・カラバフ問題解決に向けたイランのイニシアチブとして、同国のアラーグチー外務次官が当事国のアゼルバイジャン、アルメニアに加えロシア、トルコを歴訪することを明らかにしました。
ハティーブザーデ報道官は27日火曜、「ナゴルノ・カラバフ地域をめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの紛争解決に向けたイランのイニシアチブとして、アラーグチー次官がイラン特使として地域諸国を訪問することになっている」と述べています。
また、「アラーグチー次官は国境地帯の視察および、現場の最新情報の収集に加えて、アゼルバイジャンの首都バクー、ロシアの首都モスクワ、アルメニアの首都エレバン、トルコの首都アンカラを訪問する」としました。
この報道によりますと、アラーグチー次官は27日火曜、イランおよびアルメニアとアゼルバイジャンの国境を視察したということです。
アルメニアとアゼルバイジャンは、ナゴルノ・カラバフ地域をめぐり対立していますが、この対立は1988年以来、軍事衝突に発展しています。
この衝突の新ラウンドは、先月27日に開始され、双方から多数の死傷者が出ています。
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