イランで、イスラム教徒団結週間の行事が開始
10月 29, 2020 17:56 Asia/Tokyo
イスラム暦1442年ラビーオルアッワル月12日に当たる10月29日木曜は、ある伝承によれば、イスラムの預言者ムハンマドの生誕日とされています。
イスラム教スンニー派は、ラビーオルアッワル月12日を、またシーア派はラビーオルアッワル月17日(11月3日)を預言者ムハンマドの生誕日としています。
この2つの日付の違いを受け、イランイスラム共和国の建国者故ホメイニー師は、この点に着目し、イスラム教徒の各宗派の間の団結を図る目的で、ラビーオルアッワル12日から17日までの期間(今年は10月29日~11月3日の期間)を、「イスラム教徒の団結週間」に制定しています。
イスラム教の各宗派は一部の問題について意見が対立していますが、唯一紳信仰、聖典コーラン、イスラムの預言者ムハンマド、礼拝の方向を示すキブラといった多くの基本的な問題に関しては、意見が一致しています。
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