11月 29, 2020 18:32 Asia/Tokyo
  • ファフリーザーデ氏のテロ暗殺事件
    ファフリーザーデ氏のテロ暗殺事件

イラン法務省のアッバースィー人権・国際担当次官は、国連安保理に対しイランの核科学者のテロ暗殺事件の審理を要請しました。

イルナー通信によりますと、アッバースィー次官は29日日曜、「テロ攻撃は、ひとつの国に対する主権の侵害や侵略とみなされる」とし、「イラン国防軍需省研究開発機構長官を務めていたファフリーザーデ氏のテロ暗殺事件は、イランへの侵略に等しく、イランにはこの侵略に報復する権利がある」と語りました。

また、「テロは、いずれの人物や政府によって実行されたとしても、国際レベルの犯罪であり、国連安保理をはじめとする国際機関で訴追することが可能である」とし、「イランの国連大使は28日土曜、ファフリーザーデ氏暗殺事件について提訴し、安保理議長に宛てた書簡の中で、この事件の審理を求めた」と述べました。

イラン国防軍需省研究開発機構長官を務めていたファフリーザーデ氏は今月27日午後、テヘラン近郊でテロ攻撃を受け暗殺され、殉教しました。

 

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