12月 03, 2020 16:58 Asia/Tokyo
  • イラン世論は、核科学者テロ暗殺に強く憤激
    イラン世論は、核科学者テロ暗殺に強く憤激

米CNNが、「イラン国民の間には、同国の核科学者を殉教に至らしめたテロ攻撃に対する大規模な憤激が存在している」と報じました。

CNNの報道では、イランの核科学者モフセン・ファフリーザーデ氏のテロ暗殺にシオニスト政権イスラエルが関与していたとする疑惑が高まると同時に、イラン関連の報道に精通しているアメリカ人記者が、このテロ暗殺に関するイラン国内での世論の怒りの高まりを報じたということです。

CNNテヘラン支局で数年活動した経歴のある同局のFrederik Pleitgen記者は、CNNの取材に対し今回のテロ事件に対する反響に関して、「現在、イランでは今回の核科学者テロ暗殺に関して大きな注意が払われている。何より、イランの権力中枢構造の末梢部分にまで多大な怒りが湧き起こっている。しかし実のところ今回の事件に関しては、イランの一般市民の間にも強い憤激が生じていると言える」と(いう見解を)述べました。

また、故ファフリーザーデ氏が学術面で高く位置づけられていることを認め、「イラン国民は、多数の証拠や手がかりが今回のテロ事件にイスラエルが関与していたことを示している、としている。同時に彼らは、イスラエルがアメリカやその一部の同盟国とともに、西アジア地域での代理戦争を共謀した、と考えている」としました。

イランの傑出した核科学者で、イラン国防軍需省研究開発機構の長官を務めていたファフリーザーデ氏は、先月27日午後テヘラン近郊で武装したテロリストによりテロ暗殺され、殉教しました。

 

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