イラン・アゼルバイジャン外相が、地域・国際問題に関して意見交換
12月 10, 2020 16:47 Asia/Tokyo
イランとアゼルバイジャンの両外相が、地域・国際問題に関して意見交換しました。
ザリーフ・イラン外相は9日水曜、バイラモフ・アゼルバイジャン外相と会談し、アゼルバイジャン領内にあるアルメニアとの係争地ナゴルノ・カラバフ地域での停戦に向けたプロセスの進展及び、アゼルバイジャン領土の占領の終結を歓迎しています。
また、政治的な問題解決方法や対話を通じての恒久的な危機解消を強調しました。
一方、バイラモフ外相もイランの核科学者ファフリーザーデ氏の殉教に弔意を示し、これをテロ暗殺として非難するとともに、ナゴルノ・カラバフ危機に対するイランの基本的な立場や、アゼルバイジャン領の占領終結への支持に謝意を示し、「ナゴルノ・カラバフ危機に対するイランの政策はバランスの取れたものだ」と述べています。
両外相はさらに、両国関係の更なる拡大と深化、国際機関での両国の協力、カスピ海問題、占領から開放された地域の復興再建プロジェクト、国境や安全保障、経済分野での両国の協力、そのほかの関心事などについて意見交換しました。
バイラモフ外相はこのほかにも、イランのローハーニー大統領、ガーリーバーフ国会議長、シャムハーニー国家安全保障最高評議会書記と会談しています。
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