故ソレイマーニー司令官殉教記念
イラン最高指導者、「ソレイマーニー司令官暗殺の首謀者と実行犯に対する復讐は確実」
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「わが国のイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官暗殺の実行犯および首謀者は必ず復讐を受けるべきであり、これはいつでも可能な時期に必ず実施される」と語りました。
故ソレイマーニー司令官は去る1月3日、イラク・バグダッド国際空港付近で、同国の民兵組織ハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官ら8名とともに、米テロリスト軍の空爆で殉教しました。
ハーメネイー師は16日水曜、ソレイマーニー司令官の殉教記念日開催本部のメンバーや同司令官の遺族らとの会談で、ソレイマーニー司令官をイラン国民およびイスラム共同体の英雄だとしています。
また、ソレイマーニー司令官の殉教を歴史に残る出来事だとし、「殉教者たるソレイマニー氏がイラン国民の英雄となり、各階層の人々が彼を称え、思いをはせた理由は、同氏がイランとイラン人の文化的価値観を反映していたためだ」と述べました。
さらに、「勇気と抵抗」、「知恵、創意工夫、犠牲と人道主義」を殉教者ソレイマニー司令官の特徴と見なし、「この偉大な殉教者はまた、精神性、誠実さをもち、来世のことを考える人であり、決して偽装する人物ではなかった」と語っています。
そして、「故ソレイマーニー司令官は存命中も、また自らの殉教をもって覇権主義を敗北させた」とし、「イラクとイランで行われた、殉教者ソレイマニー司令官とアブーマハディ・アルムハンディス副司令官の忘れられざる数百万人規模の葬儀と、これら2人の殉教者の追悼儀式は、覇権主義国のソフト戦争の司令官らを驚愕させたが、これはアメリカ人が受けた初の手痛い平手打ちだった」としました。
最後に、イラクにあるアサド米空軍基地へのミサイル攻撃という、アメリカが受けたもう1つの平手打ちに触れ、「しかし、彼らが受けるもっと厳しい平手打ちは、覇権主義者による空虚な覇権がソフトパワーに潰され、アメリカが地域から追放される、といったことである」と結びました。
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