イラン外務省報道官が米国務長官に警告、「米の軍事駐留こそ地域の不安定化の元凶」
12月 22, 2020 18:54 Asia/Tokyo
イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、外交施設へのあらゆる攻撃を非難すると共に、ポンペオ米国務長官に対し、「米の軍事駐留は、地域の情勢不安の元凶だ」と強調しました。
ハティーブザーデ報道官は21日月曜、ツイッター上で、イラク・バグダッドのグリーンゾーンへのロケット弾攻撃の背後にイランがいる、としたポンペオ長官の繰り返しの疑惑に対し、「イランは、緊張勃発を目的に投げかけられたポンペオ長官の対イラン疑惑を強く否定する」と述べました。
また、イランは外交施設へのあらゆる攻撃を非難するとし、「西アジアにおけるアメリカの軍事駐留こそ、同地域の情勢不安の源であり、いくら事実を歪曲しても、アメリカの邪悪な行動を正当化することはできない」と語りました。
さらに、21日午前の記者会見では、「外交施設や住宅地への攻撃は容認できないものの、今回の攻撃の種類と時間、及び米国務長官が発表した声明は、時期的に)疑わしいものであり、事前に作成されたようであることを示している」としています。
ハティーブザーデ報道官はまた、「イランはアメリカのトランプ政権に対し、この時期において煽動行為を追求してはならない、と警告する」と強調しました。
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