イラン外務省報道官、「アメリカの悪戯は一目瞭然」
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イラン外務省のハティーブザーデ報道官
イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、地域でのアメリカの動向に触れ、「アメリカの悪態ぶりは我々にとって一目瞭然であり、我々はイラクや地域でのアメリカの隠れた動きを見守っている」と語りました。
ハティーブザーデ報道官は4日月曜、記者会見し、「聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの占領政権の手先と同盟国の役割は、特にイラクをはじめとした、いくつかの緊張の中で見られるが」との、イラン国際通信・イランプレス記者の質疑に対し、「イランは地域で緊張を求めるものではないが、その国境と国民を守ることには躊躇せず、あらゆる侵略に直接かつ率直に対応する」と述べています。
また、「米国は、国連での反イラン行動に3回失敗している。これは、ホワイトハウス関係者の孤立化が進んでいることを示しており、破廉恥極まりない大失態だった」としました。
そして、イラクと共同での故ソレイマーニー司令官テロ暗殺事件の追及に関しても、「非常に深刻な問題は、イラク側のこの暗殺の法的側面であり、イラクはこの事件を追求しなければならない」と語っています。
さらに、「対イラン核合意への合流後、ミサイル問題についてイランと交渉する」としたジャック・サリバン氏の最近の発言に触れ、「イランの防衛能力に関連する交渉は決して行われず、イランの防衛能力はイランのニーズに基づいて独立して追求される」と述べました。
ほかにも、「アメリカはイランの核活動が平和的なものであることを知っている」とし「すでに協議済みの問題に関して再交渉することはない。我々の対応は、核合意の完全かつ無条件の実施と、過去に起こったことに対する補償だ」としています。
続けて、アメリカの核合意復帰の影響、およびそれがイラン・中国関係に及ぼす影響に関して、「イランと中国の協力は戦略的なレベルに達している。核合意は核分野における協力の枠組みであり、当時のわが国にとって最も重要なパートナーはロシアと中国であった」と語りました。
最後に、アメリカ空母の地域からの退去、およびそれらのペルシャ湾への再帰に関しても、「我々はすべてのシナリオに対し準備ができていいる。シナリオについて裁断を下すつもりはないが、我々の反応は決定的なものだ」と結びました。