イラン外相、「わが国は侵略者の粉砕をためらわない」
1月 18, 2021 16:05 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相が、西アジア地域におけるアメリカの敵対行為について警告し、「わが国は侵略者の粉砕をためらわない」としました。
ファールス通信によりますと、ザリーフ外相は17日日曜夜、ツイッターにおいて、アメリカによる西アジア地域での複数の爆撃機に反発し、トランプ米大統領へ向けて、「もしB-52H型爆撃機の哨戒が、イランに対する威嚇や警告を目的としていたなら、それにかかる数十億ドルの費用を、自国の納税者の健康のために費やすべきだった」と投稿しました。
また、「イランはこの200年間、自らが戦争を始めたことはない。しかし侵略してくる者に対しては、粉砕することをためらわない」と指摘しました。
そしてトランプ米大統領に対し、「この件について、(イラク独裁政権時代の支配者)サッダームを支援していた仲の良い友達に聞いてみるといい」と語りかけました。
ザリーフ外相は、これ以前にもツイッター上で、「トランプ大統領とその側近たちは、国内で新型コロナウイルスと闘う代わりに、西アジア地域へB-52H型爆撃機を飛ばしたり戦隊を配備するために数十億ドルを浪費している」と指摘しています。
アメリカの爆撃機はこの数日間で、西アジア地域の哨戒を2度行っています。
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