イラン国会議長と中国全人代委員長が意見交換
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ガーリーバーフ議長
ガーリーバーフ・イラン国会議長と、中国全人代の栗戦書委員長がビデオ形式での会談を行い、両国の議会の交流をはじめとした相互協力の強化方法、並びに地域国際情勢の展望に関して意見交換を行いました。
ガーリーバーフ議長は25日月曜、栗戦書委員長とのビデオ協議で、中国の春節の到来に際して祝辞を述べるとともに、「地域・国際情勢に対する共通の見解が存在することから、両国間の関係をさらに強化されることになった」と述べています。
また、「未来はアジアと独立諸国のものであり、我々はアジア大陸の重要な文明、歴史、文化、経済の領域に目を向けることを、この広大な大陸の人々にとって重要な機会と見なしている」としました。
さらに、イラン国民に対する制裁の断固拒否という中国の確固たる立場表明に謝意を示すとともに、「イランと中国の友好関係は、他国との関係や国際情勢の影響を受けていないとともに、今後もそうした影響を受けことなく、あらゆる分野での協力と共通の利益に基づいて進展するだろう」と語っています。
そして、特にワクチン製造をはじめとした新型コロナウイルス対策における中国の成功を祝福し、このウイルスへの対処に当たっての対イラン支援に関して中国に謝意を示すとともに、ワクチンの製造におけるイランの重要な成果に触れ、イランと中国の医療、健康、科学スタッフの共同の努力を称賛しました。
一方、栗戦書委員長もこのビデオ会談で、中国・イラン国交樹立50周年記念という節目に触れ、全人代として両国の議会の間の協力強化に向けた用意があることを強調しています。
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