ゲシュム島で、ペルシャ湾国際会議が開催
4月 28, 2016 22:19 Asia/Tokyo
イラン南部のゲシュム島で、「ペルシャ湾、可能性と今後の課題」と題する国際会議が開催され、国内外の研究者や大学教授らが出席しました。
4月29日は、1622年にホルモズ海峡からポルトガルの植民地主義者を追放した記念日であり、イランで「ペルシャ湾の日」と呼ばれています。
IRIB通信によりますと、地政学的、法的なペルシャ湾の地位や役割、イランがこの国際的な水路を2500年以上に渡って統治してきたことの強調がこの会議の最大の目的となっています。
この会議では、ペルシャ湾という名称改ざんにおけるイギリスの影響、ペルシャ湾の考古学、この地域の無形遺産、さらにはイラン人の航海の知識といったことが議題となっています。
イラン学協会のセイエド・モハンマド・ハーメネイー会長はこの会議で、「歴史と現在世界で認められている国際法に基づき、ペルシャ湾は2500年前からペルシャ、イランの名称で知られてきた」と語りました。
さらに、ペルシャ湾の大きな重要性について明示し、「この水路の任務は、人々の安全と福祉の向上であり、それを最良の形で利用すべきだ」と述べました。
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