2月 10, 2021 20:40 Asia/Tokyo
  • ローハーニー大統領
    ローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領は、「イラン政府の取った方策や国民の抵抗により、米前政権は対イラン最大限の圧力政策や制裁行使に失敗することになった」としました。

ローハーニー大統領は、10日水曜、イランイスラム革命勝利記念日にちなんだオンライン式典で演説し、トランプ前米政権による最大限の圧力政策や圧政的な制裁にふれ、「制裁、新型コロナウイルス、マスコミを通じた圧力などの心理戦、軍事的脅迫などが、過去1年間にイランを脅かした4つの脅威であったが、イラン国民はそれらに対抗してきた」と述べました。

また、専制的なトランプ政権の崩壊には疑いなく、イランの政府と国民が決定的な役割を果たしたとし、「世界の人々は今日、イラン国民に大きな借りがある。なぜなら、この3年間にイラン政府の取った方策や国民の抵抗によって、トランプ政権が敗北を喫したからである」と語りました。

ローハーニー大統領はさらに、イランの核活動について、「イランがもしアメリカの核合意離脱直後、この合意から離脱していたら、アメリカとイスラエルによる対イラン陰謀は功を奏していただろう」とし、「今、核合意に参加する5+1国(国連安保理常任理事国とドイツ)が自らの責務を履行すれば、イラン側も自国の核合意の責務履行に復帰する。この問題に関して、これ以外の方法はない」と述べました。

 

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