4月 29, 2016 17:57 Asia/Tokyo
  • イラン国防軍需大臣、アメリカのシリアへの軍事介入に反発

イランのデフガーン国防軍需大臣が、アメリカ軍のシリア駐留は、国際法規への明らかな違反だとしました。

アルアーラムチャンネルが、29日金曜に伝えたところによりますと、デフガーン国防軍需大臣は、テレビのインタビューで、アメリカによるシリアへの250人の兵士の派遣に反発し、「この行動は、シリア領土への明らかな干渉と侵略であり、国際法規に反するものだ」と強調しました。

また、アメリカ、サウジアラビア、カタール、一部の地域諸国によるテログループへの支援が地域の情勢不安を引き起こしていると批判し、「アラブ諸国、シオニスト、アメリカによる陰謀が実施されている。これは、アメリカ軍がシリアに駐留する理由を作り出すためだ」と述べました。

さらに、「アメリカとサウジアラビアは、抵抗陣営に対して始めた代理戦争により、シリアでの利益の実現を追求している」と強調しました。

デフガーン国防相は、シリアの治安回復に向けたイランの努力の継続を強調し、「イランは、世界の平和と安全を脅かしているテログループとの戦いにおいて、シリア政府を支援する」と語りました。

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