イランを経由したヨーロッパへの麻薬密輸が減少
(last modified Sat, 20 Feb 2021 12:46:00 GMT )
2月 20, 2021 21:46 Asia/Tokyo
  • イラン麻薬対策本部のモウメニー事務局長
    イラン麻薬対策本部のモウメニー事務局長

イラン麻薬対策本部のモウメニー事務局長は、イランを経由したヨーロッパへの麻薬密輸が減少したと発表しました。

モウメニー事務局長は20日土曜、記者会見し、「イランは麻薬対策の最前線にいる。わが国は、地域分野では、栽培様式を変えるため、アフガニスタンやパキスタンと共に3国間のイニシアチブをとり、また国際分野において、監視装置、X線手荷物検査装置といった一部の支援が行われているが、この支援は、麻薬対策に向けたイランの莫大な量の行動に比べて、十分ではない」としました。

また、アフガニスタンでのメタンフェタミン(日本語での俗称はシャブ、エス (S)、スピード (speed) などの俗称で呼ばれる)の製造量の増加に触れ、「アフガンでのメタンフェタミンの製造はアメリカの支援によって行われており、その生産量は100%増加し、その一部がヨーロッパに密輸されている。この問題は国際機関で提起されているが、現在までに、それに関する特別な措置が講じられていない」と述べました。

さらに、イラン国内への麻薬流入に対する対策について触れ、この対策により、イランを経由した他国への麻薬の密輸は減少しており、これは、イランにとって大きな成功である」と語りました。

 

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