日イ間の貿易と経済関係向上のための協議
3月 09, 2021 20:54 Asia/Tokyo
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イランの貿易開発機構長官兼次官であるザードブーム氏と相川駐イラン日本大使
イランの貿易開発機構長官兼次官であるザードブーム氏は駐イラン日本大使との会談の中で、石油化学、石油、鉱業、農業の分野での日本と協力に向けたイラン企業の関心に言及し、協力の拡大を強調しました。
イラン貿易開発機構の発表によりますと、ザードブーム長官は、相川駐イラン日本大使との会談において、「制裁と新型コロナウイルスの感染拡大にもかかわらず、極東、アフリカ、ラテンアメリカのでのイラン市場は拡大傾向にある」と述べました。
また、オマーン、インド、パキスタンが、イラン南東部のチャーバハール港に投資しており、投資の更なる拡大に興味を示している、と述べ、「日本企業も他の外国投資家とともに、この地域への投資が可能である」と述べました。
相川大使も、イラン企業との協力に向けた日本企業の関心について説明し、「電子商取引などの新しい分野は、イランと日本の二国間貿易関係にとって非常に良い土台となる」と述べました。
さらに、制裁があったにもかかわらず、ここ10年間のイランの電子商取引と電子バンキングシステムが進歩したことについて指摘し、「自由地域、特に貿易と投資を促進する中心地としてのチャーバハールの存在は、日本企業の注目を集めており、企業はチャーバハールでの企業活動に関心を持っている」と語りました。
この会談で、両者は、イランと日本の古くからの良好な関係を強調し、両国間の貿易と経済関係の強化の必要性を強調しました。
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