イラン大統領、「敵の最大限の圧力や脅迫は奏功せず」
3月 10, 2021 14:50 Asia/Tokyo
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ローハーニー・イラン大統領
ローハーニー・イラン大統領が、「敵からの最大限の圧力や脅迫は奏功しなかった」と強調しました。
IRIB通信によりますと、ローハーニー大統領は9日火曜、イラン暦1399年度内の最後の開催となる文化革命高等評議会において、「今や、制裁を行使した側自身が、最大限の圧力行使や脅迫が奏功せず、誤った行動だったことをはっきりと認めている」と述べています。
また、「我々は、国民の抵抗とイスラム革命最高指導者の導きにより、こうした苦難の日々を切り抜けた」と述べました。
さらに、「わが国に制裁を行使し封鎖した側自身が、今や公然と敗北を認めているとともに、打開策として経済戦争開始前の方針への回帰を挙げている」としました。
続けて、「昨年は新型コロナウイルスの世界的な大流行により、制裁などない先進諸国でさえも、製品の確保や分配に困難をきたした。だが、わが国は確固たる歩みにより、コロナ蔓延と全面的な制裁・圧力の両方を制御した」と強調しました。
最後に、「イランは敵の思惑に反して、困難に屈しなかったとともに、国家発展の道を推進した」とし、「今や国内の若者の才能や努力により、我々は医療器材や医療用品の生産・ニーズ面で自給自足を達成しており、さらには国産のコロナワクチンの大量生産の段階に到達しつつある」と結びました。
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