イラン外相「米は、西アジアでの情勢不安の元凶」
3月 16, 2021 18:33 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相は、西アジア地域で情勢不安を引き起こすことになった国際的な干渉行為にふれ、「我々の地域で最も混乱や不安定を生じさせたのは、アメリカの干渉行為である」としました。
イランの国際的通信、イランプレスによりますと、ザリーフ外相は16日火曜、イラン外務省国際政治研究所の主催による第2回テヘラン対話において、「地域におけるアメリカの破壊行為は、軍事介入に限らず、イラン国民に対する経済戦争も、わが国での新型コロナウイルス対策に支障をもたらすなどの問題を引き起こしている」と語りました。
また、「イランは、全ての近隣諸国と対話する意向があり、地域の将来を決めるための地域外の勢力は必要ない」とし、「対話や外交によって、新たな地域を建設し、人材、社会、経済開発を進展させることは可能である」と述べました。
さらに、「地域諸国民は、互いの対立の解決や平和的な環境での生活のために、対話を必要としている」と強調しました。
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