イメージが語るイラン
中部マルキャズィー州メイガーン湿原
3月 17, 2021 14:43 Asia/Tokyo
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メイガーン湿原
イラン中部マルキャズィー州にあるメイガーン湿原は、多様な野生の動植物や湿地という自然環境が特別な風景を作り出す、イランの主要な湿原のひとつです。

湿原は、陸生と水生の生物との結びつきを生み出す、生き物の躍動的な生息場所であり、世界の生物多様性の揺り籠として、一部の固有種の集う避難所となっています。

マルキャズィー州にあるメイガーン湿原は、イランの砂漠地帯に存在する湿原のひとつです。この湿原が砂漠地帯にありながらも豊かな水をたたえていることは、注目に値します。

この地域の植生は塩生植物が多くを占め、国内におけるそれらの宝庫のひとつとなっています。メイガーン湿原には、この地を有名にしている鳥の飛来に加え、哺乳類や塩生藻類なども生息しています。

湿原は、人類にとっての戦略的生態系と見なされ、水質の維持・向上、野生の魚類や生物の生息地確保、洪水時の貯水場、水流確保、環境汚染物質の浄化などの、特有の機能や利点を有しています。
メイガーン湿原の水中に存在する塩分は、塩の層を形成しています。

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