イメージが語るイラン
わが故郷スィースターン・バルーチェスターン(8);ハージェ山
3月 27, 2021 04:22 Asia/Tokyo
イラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州にあるハージェ山は、平原にある珍しい山です。この山には旧跡群が存在していることから、ここは多数の宗教にとっての聖なる場所とされ、古くはフワージェ山と呼ばれていました。
この山は台形をしており、玄武岩からできています。海抜はおよそ609mで、水が豊富な時期には、ハームーン湖の真ん中で小さな島のようになります。
この場所の最も重要な歴史的建造物の1つは、紀元前1世紀に建てられた古い拝火教神殿です。その周辺には、パルティア王朝時代とサーサーン朝時代の遺跡があります。
ハージェ山は、これらの時代から残るユニークで巨大な都市要塞であり、この素晴らしい旧跡は、粘土と泥のペルセポリスとして知られ、イラン国内に残っている唯一のパルティア王朝時代の都市要塞です。
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