イラン大統領「友好国は、制裁解除の機会を活用すべき」
(last modified Sun, 18 Apr 2021 10:26:12 GMT )
4月 18, 2021 19:26 Asia/Tokyo

イランのローハーニー大統領が、「アメリカの制裁の全廃により、イランと世界各国との経済協力に向けた新たな雰囲気が設けられる。友好国は、この機会を活用するため努力すべきだ」としました。

ローハーニー大統領は18日日曜、イランを訪問中のセルビアのセラコビッチ外相とテヘランで会談し、イランの立場は、バルカン諸島の平和、安定、治安の維持及び、同地区の各民族や人種の平和共存の必要性の強調であるとし、「テロとの戦いや、平和や安定の樹立は、各国の全面的な努力と協力を必要としている」と語りました。

また、「イランは、新型コロナウイルス対策において、セルビアと専門的、学術的な協力を行う意向がある」としました。

一方のセラコビッチ外相もこの会談において、「わが国は常に、イランとの友好関係を持つ決意である」とし、様々な関心分野における両国の関係の拡大・向上を強調しています。

さらに「セルビアとして常に、イランの平和目的の核計画や核合意を支持する所存である」と語りました。

 

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