イランとドイツの共同の生産事業が実施段階に
(last modified Wed, 04 May 2016 12:58:53 GMT )
May 04, 2016 21:58 Asia/Tokyo
  • イランとドイツの共同の生産事業が実施段階に

イランのネエマトザーデ商工鉱業大臣が、ドイツとの共同の生産事業が実施段階に入ったとしました。

メフル通信によりますと、ネエマトザーデ商工鉱業大臣は、4日水曜、ドイツのベックマイヤー・経済エネルギー次官とテヘランで会談し、「共同生産の枠内でのイランとドイツの共同投資と、イランが産業の大きな中心となることは、イランの長期的な戦略だ」と語りました。

ネエマトザーデ大臣はまた、イランの8000万人規模の市場と、地域の市場の利点が、ドイツとの共同生産の動機を生み出しており、これは両国にとっての利益なると述べました。

さらに、これに加えて、ドイツからイランへの技術移転、銀行や保険の協力、プロジェクトに必要な資金源の確保はイランとドイツの協力拡大の良好な下地を整えることができるとしました。

ネエマトザーデ大臣は、「エネルギー、産業・建築機器、自動車製造などの分野でも、イランはドイツとの協力を追求している」と語りました。

ベックマイヤー大臣も、この会談で、「以前の協力に注目し、イランとドイツは長期的な経済・貿易協力に目を向けている」としました。