イラン外相、「ISISの敗北はソレイマーニー司令官の勇敢さに負うもの」
イランのザリーフ外相が、「イラクとアフガニスタンで和平が確立し、テロ組織ISISが敗北したなら、それは何よりもわが国のイスラム革命防衛隊の故ソレイマーニー司令官の勇敢さや聡明さに負うものだ」と語りました。
IRIB通信によりますと、ザリーフ外相は、「イラク首都バグダッドに到着した際、私は再び自分の長年の友人である故ソレイマーニー司令官、アルムハンディス・イラク民兵組織副司令官、そして彼らの仲間の殉教した現場に足を運び、そしてトランプ前米大統領の犯罪や卑劣さの象徴の傍らで、これら勇者たちへの誇りを新たにした」と述べています。
また、「ソレイマーニー司令官との深い友情と協力は20年以上続いており、私たちの精神と行動面での関係は彼の殉教の瞬間まで薄れることなく、常に深まっていた」としました。
さらに、「今日、イラン国民の前でのみならず、過去20年以上にわたり国内外で、密室、または公の場で、自分は殉教したソレイマニー司令官の強さ、人間性、平和を追求する精神、そして勇気をアピールした。もし、アフガニスタンとイラクで平和が確立され、ISISが打ち負かされた場合、それは何よりもソレイマーニー司令官の知恵と勇気、そしてこれらの国の人々の勇気と自己献身に負うところが大きいことを繰り返し想起している」と語っています。
ソレイマーニー司令官は2020年1月3日、イラクの政府関係者の公式な招待により同国を訪問した際、同行するアルムハンディス副司令官や他8人と共に、バグダッド空港付近で米テロリスト軍の空爆を受け、殉教しました。
米国防総省の発表によれば、この空爆の命令はトランプ現米大統領によって出されました。
世界の国々、機関、組織の大多数が、このアメリカのテロ行為を非難しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj