イラン外相が、フランスの矛盾した政策を批判
(last modified Thu, 29 Apr 2021 06:17:21 GMT )
4月 29, 2021 15:17 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相のツイッター
    ザリーフ外相のツイッター

ザリーフ・イラン外相が、フランスのミサイル実験および、フランスとそのほかの一部の国によるイランのミサイル計画制限に向けた工作に触れ、「どうやら2つの相反する要素が並立しうるようだ」と語りました。

イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は28日水曜、ツイッターで「表面的には2つの相反する要素が並立しうるようだ」とし、フランスによる戦略ミサイルM51.2の実験の動画を公開しています。

フランス軍は同日未明、同国南西部大西洋岸のビスカロッスにて、戦略的弾道ミサイル1発の実験を行いました。

このミサイルは、核抑止政策で焦点をあてられている種類のミサイルですが、戦闘用弾頭は搭載されていませんでした。

フランス軍事省は声明を発表し、「今回の実験は、フランスの国際的な責務・取り決めを厳守した上で実施された」と表明しています。

今回の実験が行われたのは、「イランの地域的活動やミサイル計画は協議にかけられ、制限されるべきだ」とフランスが主張している中でのことです。

 

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