イラン外務省報道官、「ウィーン協議に関するイランの立場は、制裁の全廃」
(last modified Mon, 03 May 2021 09:36:12 GMT )
May 03, 2021 18:36 Asia/Tokyo

イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、「5カ国グループとの協議におけるイランの確固たる立場は、アメリカの対イラン制裁の完全な解除である」と語りました。

イラン国際通信・イランプレスによりますと、ハティーブザーデ報道官は3日月曜、記者会見し、「わが国の確固たる政策は、アメリカが国連安保理決議2231に定められた、取決めに一字一句通りに復帰することである」とし、「我々は決して性急になることはないが、消耗的なゲームに入ることもない。この復帰は一度に、かつ確実なものであって、検証確認できる必要がある」と述べています。

また、アメリカとイランの受刑者交換に関して発表されたニュースについても、「受刑者の問題は人道問題であり、核合意またはそれに関連する問題での他のすべての対話やルートとは別に追求されてきた」としました。

さらに、アフガニスタン情勢と、同国からの多国籍軍の撤退に関しても、「我々はアフガン情勢を懸念しており、アフガニスタンでの和平、安定、安全のために最善を尽くす所存である」と語っています。

最後に、イランとサウジアラビアの協議および、正式な関係再開に向けた本格的な措置の実施についても、「イランは常に、サウジアラビアをはじめとする近隣諸国とのあらゆるレベル、形式での対話に臨む用意がある」と述べました。

 

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