米国防総省、「イラン海軍の活動を懸念」
(last modified Tue, 04 May 2021 09:28:56 GMT )
May 04, 2021 18:28 Asia/Tokyo
  • イラン海軍
    イラン海軍

アメリカ国防総省のカービー報道官が記者会見の中で、イラン海軍の活動についての懸念を表明しました。

ファールス通信によりますと、カービー報道官は3日月曜、国防総省で行った定例記者会見において、ペルシャ湾で先日イラン・アメリカ両国の軍所属船舶の間に起きた対立について、「我々は外交チャンネルを通じて、ペルシャ湾の安全に影響を与えるイラン海軍の活動に関し懸念を表明している」と述べました。

続けて、「我々はイラン海軍と直接交信しているが、彼らは警告に注意を払っていない」と主張しました。

イラン国連代表部は先月29日、国連事務総長と安保理議長に宛てた書簡において、「ペルシャ湾とオマーン海における米軍の煽動的行為が、この数週間特に増加している」と指摘しました。

この書簡ではさらに、「この動きと並行して、米政府関係者も依然として虚偽の情報を流し、イランに対し根拠のない非難や脅迫的・煽動的発言を続けている。このような米国の喧嘩腰の行い全体が、敏感な西アジア地域の緊張みなぎる安全保障環境をより悪化させている」と説明しています。

カービー報道官はこれ以前にも、「海洋や弾道ミサイル分野におけるイランの脅威への対処は、我が国の国家安全保障の必要事項のひとつだ」と主張しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio