イラン大統領選ライースィー候補「すべての契約を実行することが外交政策の優先事項である」
6月 09, 2021 17:35 Asia/Tokyo
第13期イラン大統領選候補者のライースィー氏は、「次期政権はいかなる契約や誓約にも一方的に違反することはない」と述べました。
ライースィー氏は8日火曜夜、大統領選候補者らによる2回目のテレビ討論会を終えた後、自身の政権の核合意に対する外交姿勢についてイランプレス通信の質問に答え、「すべての国際的契約や取り決めを実行することが外交政策の優先事項だ」と語りました。
同氏はまた「イスラーム共和国体制下ではどの政権も契約に署名すれば、その契約は次期政権においても尊重され、実行される」と述べました。
ライースィー氏は「外交政策においては近隣諸国を優先する形で各国との交流を図り、次期政権の基盤も全世界との交流の上に立つであろう。しかし、もし外国政府がイランと敵対するのであれば、おのずと敵に対して抵抗しなければならない」と語りました。
第13期イラン大統領選挙の2回目のテレビ・ラジオ討論会は8日火曜夕方、文化、社会、政治的テーマについてイラン国営放送内で開催され、7人の候補者がこの3つの分野について当選した場合の自らの計画を説明しました。
第13期イラン大統領選挙は、今月18日に全国で実施される予定です。
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