イラン大統領選挙候補者が第3回テレビ討論で自論を総括
第13期イラン大統領選挙の候補者らが、12日土曜午後の第3回テレビ討論の終了に当たって、自らの見解や計画を総括しました。
国際通信イランプレスによりますと、この討論で、アリーレザー・ザーカーニー氏、モフセン・レザーイー氏、モフセン・メフルアリーザーデ氏、エブラーヒーム・ライースィー氏、アブドルナーセル・ヘンマティ氏、アミールホセイン・ガーズィーザーデ・ハーシェミー氏、サイード・ジャリーリー氏らがそれぞれ、自身の見解を説明しました。
ガーズィーザーデ・ハーシェミー候補は、「差別や貧富の差があってはならない」と語っています。
レザーイー候補は、今回のテレビ討論の総括の場面において、自らの公約の全てを守ると強調し、「自分が発足させる政権は、イランの全ての民族によるものだ」と述べました。
ライースィー候補は、「現政府は第 5 次開発計画と第 6 次開発計画の多くを実施していないが、これらの計画は次期政府で実施される」としています。
ザーカーニー候補は、政府をインフレにしたところから運営していくことはしない、と強調し、しかるべき人物を登用するだろう、としました。
メフルアリーザーデ候補は、「良質な統治と、自由で繁栄し独立したイランの建設のために、皆で共によりそい協力しよう」と強調しています。
ヘンマティ候補は、「私はほぼ素手でトランプ前米大統領の経済制裁に抵抗した」と述べました。
そしてジャリーリー候補は、「大統領は、自分がイランという共和国全体の長であることを認識し、国民のすべての権利を実現させなければならない」としています。
第13回イラン大統領選挙は、国会中間選挙や専門家会議中間選挙、市町村議会選挙と共に、今月18日に全国で開催されます。
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