イラン商工鉱業相、「アメリカがイランのWTO加盟を妨害」
(last modified Mon, 09 May 2016 13:22:19 GMT )
May 09, 2016 22:22 Asia/Tokyo
  • イラン商工鉱業相、「アメリカがイランのWTO加盟を妨害」

イランのネエマトザーデ商工鉱業大臣が、イランのWTO・世界貿易機関の加盟に対する拒否は、政治的であり、アメリカの反対によるものだとしました。

イルナー通信によりますと、ネエマトザーデ大臣は8日日曜、イランの今期の国会議員の前で、「イランのWTO加盟が拒否された主な理由は、技術的な問題ではなく、政治的なものであり、イランの加盟が提起されると必ず、アメリカは反対した」と語りました。

ネエマトザーデ大臣はまた、特に核合意の実施後の、イランとWTO事務局長、EUとそのほかの多くの国との協議に触れ、「これに関して多くの国がアメリカと連絡を取り、イランのWTO加盟に反対しないよう求めていた」と述べました。

イラン商工会議所のジャラールプール会頭も、この会合で、イランはWTO加盟のために、経済を競争力あるものにし、自由市場の方向性で行動してきたとしました。

ジャラールプール会頭はまた、「抵抗経済の全体政策とは、国内に頼り、海外に目を向けることで、イラン国民が最大限、経済部門に参入することを意味する」と強調しました。