6月 23, 2021 20:24 Asia/Tokyo
  • IRIBイラン国営放送
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IRIBイラン国営放送が、同局系列や抵抗勢力のメディアのネットサイト・ドメインの遮断というアメリカの行動を、歴然とした表現の自由の侵害および、自由で独立したメディアへの攻撃だとして非難しました。

IRIB通信によりますと、イラン国営放送は23日水曜、声明を発表し、「アメリカ司法省による、わが国の国営衛星通信プレスTVやアルアーラムチャンネル、アルコウサルの各局およびイエメンのアルマシーラテレビのウェブサイト・ドメインの遮断は、空虚で非論理的な口実でなされた」と述べています。

この声明ではまた、「この行動は、アメリカの傲慢な性質と重大な違反、そして国際規範や国際秩序に対する意図的な無視のあらわれ」としています。

IRIBはさらに、この声明において、過去2年間、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ユーチューブは、空虚な口実を振りかざして、表現の自由の分野における国際的なプロトコルや法律に違反し、抵抗組織の国際ネットワークのアカウントを遮断し、バーチャル空間において抵抗組織ネットワークに対し極めて厳しい制限を課してきた」と強調しました。

そして、「この卑劣な米国の行動に対し、すべての技術的および法的可能性を動員することにより、IRIBは.irドメインに新しいアドレスを提供し、アメリカが強制的に禁止したドメインへの利用者のアクセスが遮断されないようにはかった」と表明しています。

続けて、「米国による情報への自由なアクセス妨害を防ぐため、合法的な経路と、関係の国内機関および国際当局を通じて、偉大なるイラン国民を代表する国内メディアの権利回復を追求していく所存である」としています。

イランの英語ニュースネットワークであるプレスTVは、包括的なドメインの遮断という米国政府の新たな反自由的行為を受け、今後イランのIRドメインでの活動を継続すると発表しました。

 

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