イラン国防軍需大臣、ミサイル防衛システムS300はイラン対空防衛隊に提供」
May 10, 2016 19:33 Asia/Tokyo
イランのデフガーン国防軍需大臣は、ミサイル防衛システムS300は既にイラン対空防衛隊に引き渡されたとしました。
デフガーン大臣は10日火曜、イラン海軍対空防衛隊の防衛面での成果の展示会を視察した際、さらに、国内技術による対空防衛システム「バーワル373」の設計と生産に触れ、「このシステムは、大陸間弾道ミサイル、巡航ミサイル、無人機、戦闘機に対抗する能力を備えており、今年中に、生産が開始される」と語りました。
また、「この対空防衛システムは射程距離が長く、同時に複数の標的を捕捉し、攻撃することが可能である」としました。
デフガーン大臣は、イラン海軍対空防衛隊による展示会を視察する傍ら、戦闘用無人機「ナーセフ」を公開しました。
デフガーン大臣は9日月曜にも、ミサイル実験を継続すると強調しました。
同大臣は、イランは、ミサイル実験をはじめとする自国の防衛面での措置を決して停止することはなかったとし、「イランの軍事政策は、防衛のためであり、決して侵略的なものではなかった」と述べました。
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