在ウィーン国際機関イラン代表、「IAEAとの協定は国際的保障措置制度に基づいたもの」
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在オーストリア・ウィーン国際機関イラン代表部のガリーブアーバーディー代表
在オーストリア・ウィーン国際機関イラン代表部のガリーブアーバーディー代表が26日土曜夜、IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長の法的権限を越えた発言に反応し、「イランと同機関の協定は政治的協定で、純粋に国際的保障措置制度に基づいている」と述べました。
ガリーブアーバーディー代表は、イランのテレビ局とのインタビューにおいて、グロッシ事務局長とIAEAによる過大な要求に関連し、「イランは善意に基づいて、3ヵ月を期限とした技術的協定の終了後もさらに1ヵ月間、監視カメラによる録画とデータ保存を行っていた」と指摘しました。
また、イランとIAEAの二者間協力に関する協定と、IAEAの更新呼びかけに対しイランが返答していないことについて、「期限が切れた後の協定やデータ保存に関して、報告を提出する義務を負ったことはこれまでになく、今現在も一切ない」と説明しました。
続けて、IAEAのセーフガードについて協調し、「イランは核合意内容を超える責務履行の義務はない」としました。
そして、核合意に復帰する必要があるのは、イランでなくアメリカ側であることを強調し、「これらの発言には、政治的メッセージが伴っている。イランは繰り返し表明している通り、自国の要求が実現しない限りは合意することはない」と述べました。
グロッシ事務局長は25日金曜の声明で、「イラン政府はIAEAからの二者間協定更新の要請に対して未だ返答していない」としていました。
イランは今年2月23日、同国国会が可決した「制裁解除およびイラン国民の利益保護のための戦略的措置法」第6条に基づいた措置を実施する中で、セーフガード外の査察受け入れと追加議定書の自主的実施を停止しました。
イランとIAEAは、追加議定書実施停止の前に、イラン国内の核施設に設置されたIAEAの監視カメラのデータ記録を3か月間保存しておき、イランと核合意参加諸国が合意にいたらなかった場合にはこの記録を破棄するという協定を結んでいました。
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