米国務省報道官、「イランへのミサイル防衛システムの売却は核合意の違反ではない」
(last modified Wed, 11 May 2016 09:27:52 GMT )
May 11, 2016 18:27 Asia/Tokyo
  • 米国務省報道官、「イランへのミサイル防衛システムの売却は核合意の違反ではない」

アメリカ国務省のトルード報道官が、ロシアによるミサイル防衛システムS300のイランへの売却は、核合意の違反ではないとしました。

IRIB通信によりますと、トルード報道官は10日火曜、「アメリカ政府はイランへのS300の売却に反対したが、この取引は、核合意や国連安全保障理事会の決議2231に違反していない」と述べました。

同報道官はまた、アメリカのケリー国務長官とロシアのラブロフ外務大臣の会談において、このS300の問題について話し合いが行われた」としました。

こうした中、イランは、これまで何度も、「ミサイルの能力を含む防衛問題において一切の制限を受けない」と表明しています。