イラン大統領、「アメリカのイラン資産押収は国際法規に反する」

イラン大統領が、「アメリカの裁判所によるイランの20億ドルの資産の押収の決定は、国際法規に反する」としました。

イラン大統領府の情報サイトによりますと、ローハーニー大統領は、11日水曜、イラン南部のケルマーンで記者団に対し、「国際法に基づき、各国の政府と中央銀行には裁判の免責の権利があり、一国の裁判所が他国の政府や中央銀行を裁くことはできない」としました。

さらに、「イラン政府はアメリカの裁判所の誤った行動を国際裁判所に訴えるために必要な措置を整えるだろう」と語りました。

また、抵抗経済計画の推進について触れ、「イラン政府は5％の経済成長を追求している」としました。

ローハーニー大統領はさらに、ケルマーン州の行政評議会の会合で、イランの発展に向けたよりよい下地作りについて触れ、「現在、世界の多くの研究所がイランを投資に向けた良好で安全な国と見ている」としました。

さらに、「現在、ここ数ヶ月数々の敗北を喫し、イランに対していらだっているシオニスト強奪政権や地域の数カ国以外、残りの国はイランへの投資と協力を求めている」としました。