イラン大統領、「地域の基本問題は一部諸国とイスラエルの軍事主義」
7月 20, 2021 15:20 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「地域の解決されるべき基本問題は、一部諸国とシオニスト政権イスラエルの軍事主義である」と述べました。
イルナー通信によりますと、ローハーニー大統領は19日月曜、カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長との電話会談において、地域の平和と安定確立に向けた努力はイスラム共和制の基本政策のひとつであると述べ、「地域の解決されるべき基本問題は、一部諸国とシオニスト政権イスラエルの軍事主義である。我々は、この軍国主義が生み出す状況から地域を脱却させるべく努力しなくてはならない」としました。
また、平和的な危機解決や対話の必要性を強調し、「今日、地域情勢において節度や理性といった空気が支配的になり、危機解決のための政治的方法が追求されているのが、以前にもまして感じられる」と述べました。
そして、「イランは、イエメンでの平和確立に向けた国連の努力を推進させるために、自国のあらゆる力を使用してきた」と説明しました。
一方、タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長もこの会談で、「我々は、地域の問題や紛争の解決に軍事的方法などはなく、対話や政治的道のりが最善の解決策だと信じている」としました。
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